2019年3月29日金曜日

世田山から笠松山へ

長い冬眠状態から目覚めて、久しぶりの山歩きです。
春風が吹き始めると、体の方がじっとしてはいられません。
午前中の仕事を終えて、さっそく旧東予市の世田薬師さんまで自転車を走らせます。
体を慣らすにはほどよい距離ですね。
境内入り口付近の標識です。
このお寺では以前過労で倒れた時に、きゅうり封じをしていただいたことがあります。
ずいぶん昔のことですが、今こうしていられるのもそのおかげだと思います。
このあと本堂の前で偶然にも、その時の住職さんにお会いしました。
ラッキーって感じです。
今回は母が短期で入所していることもあり、時間の心配をする必要がないので、西条市の世田山から今治市朝倉の笠松山まで、一歩一歩のんびりと歩きます。
 
 
 
遊歩道のそこそこには、このような標識が数多くあります。
『歴史のこみち』と書かれていますが、ここでは過去に幾度かの合戦があったようです。
途中開けた道から振り返ると、このような景色が広がっていました。

この石段を上った先に奥の院があります。
 
展望台を兼ねた休憩所のようです。
世田山の頂上らしき姿が見えてきました。
世田山の頂きから、次は笠松山を目指します。
世田山の頂上を超えてしばらく行くと、三角点の標識があります。
頂上と三角点は、それぞれ違った意味合いがあるようです。
子供の頃の勉強が足りませんね。

枯草や落ち葉が目立つ中、数少ない彩りを見つけました。
笠松山の山頂のお堂です。
 お堂の扉を開けてみると、そこには『ふれあいノート』がありました。
訪れた人達のそれぞれの思いが詰まった記録です。
笠松山の頂上からは、今治市内が見渡せます。
山道では数人の方達と出会いましたが、皆さんわらび採りを楽しんでいました。
下りながら目にした、西条市方面と朝倉方面の景色です。
少し日が傾きました。
 
下りの途中からは、上りとは別のルートを選びました。
 



まるで子供の頃に観た映画『マタンゴ』の世界のようですw
 
笠松山の山火事を思い出します。



 ふもとの霊園では、枝垂れ桜がちらほら。
 本堂の裏手を回って駐車場横に出ると、そこには菜の花畑がありました。
季節はもう春です。
 
2019.03.26 (先生さん)